2014年11月14日金曜日

#DTM作曲をなめるな 一連の流れについて② 〜怒りの引き金〜

私には、音楽制作や講師業の他にもいろいろな周辺の案件があります。その中にコンペへの参加を望む作曲家志望の方への楽曲制作支援。志望者への仮歌ボーカリストのブッキング。また、非公式ながらコンペ楽曲に関する◯◯な案件や、クライアントからの直接な相談(コンペラインに乗る前)など、いわゆる「デモ楽曲」を聞く機会というのは本当によくあります。(私の生徒楽曲を完全に除いてです)
去年くらいにその頻度が更に増えてきたんですが、同時に耳を本当に疑うバリの低レベルなデモ楽曲が信じられないほどにその存在比率が上がっていて、ただ聞いていただけの段階でも「これは本当にやばいぞ」という気持ちが沸々とわいては来ていたんです。

そして、支援とブッキング作業を行う中、対応を進めている中で「もうふざけんな、まじでやってらんねぇ」とブチ切れる楽曲に何曲も出会いました。それらは

・聞いた段階でまず「商品」に仕立て上げることは絶対に不可能
・にもかかわらず、なんとか「商品」の体裁にするためにボーカルを入れてコンペに応募したり、作家事務所へのプレゼンにしようとする
・ボーカルを入れるためには「正確なボーカルトラックデータ:MIDIおよび仮仮歌(作家自身が歌っている場合が多い)」が必要なのだが、「正確ではない」
・「正確なデータ」を求めるにも何が正確か自分でもわかっていない(メロディがそこまで確定していない場合もある)→特にリズム:符割についてが曖昧
・一番確実なデータである「楽譜」が作れない



この時点でまずは「超最低限な音楽制作上のマナー」から逸脱しているのだが
さらに(特にボーカリストとのやりとりで



・歌詞と合わせてそこのとこ(符割りのこと)適当で・・・
「符割」=リズムはメロの音程以上に絶対に崩したり変更したりできないポイントだ。そこに歌詞のイントネーションが絡んでくるので作曲者が一番責任をもって確定しなければいけない。

・おまかせでハモリ入れてください・・・
ハモリはアレンジの作業エリアで決してボーカリストが対応する話ではない

・◯◯さんみたいな感じで「フワッと」させて・・・
◯◯さんのどの楽曲のどこのフレーズかと言うくらい具体例をあげなければ伝わるはずがない。このレベルを言う人間はだいたいボーカリストのキャラと違う無理難題な参考例をふっかけてくる。◯◯さんみたいな人は作曲者が自分で血眼になって探さなければならない(みんなそうしている)


などとありえない要求を出してくる。
そして極めつけが


・ちょっとメロディを変更したいんですけど


絶対に絶対にゆるされない。
変更する予定のある楽曲で人に頼むのがまず間違っている。
そのためにいままでボーカリストが歌を入れた苦労はなんだったのか


これらは
・ボーカリストが歌いやすいように、しっかりと確認をしたボーカルMIDIトラックとその正確な楽譜(メロディ譜)が用意してある。
・あくまでも「仮歌」であって、「仮歌」を入れてくれるボーカリストにオーバーディレクションはしない。
・ハモリ・コーラスはじぶんできっちり作る

こんな当たり前のことができていれば当たり前にトラブルにならないことである。

これが例えば経験が浅く
「仕様がわからないんで迷惑かけるかもしれません。わからないことは質問してもいいですか」という腰が低い姿勢ならばこちらもそういう対応をする。

しかし、上記のほとんどの人間が

俺、作曲家だし、わかってるし」という態度をとる。
特にボーカリストへの態度が本当にひどく、ボーカリストの
・ピッチ幅
・声質
・得意分野・苦手分野
まで伝えているにもかかわらず、まったくその要素を飲み込まず
「ボーカリストだから歌えるでしょ」
という謎の上から目線で指示(それも的外れ)を出す。

ボーカリストは作曲家と同等以上に尊敬されるべき存在だ!


こういうレベルと態度の人間の割合が本当に、本当に増えすぎていて困っていたのです。
それが、

「超有名な作家事務所所属の作家」(めちゃくちゃ実名を出したい!!!

ということを知って(一人や二人じゃなく)
堪忍袋の緒がとうとう切れました。

そして、その人間の多くが(プレゼン予備人含む)同人音楽の活動を平行していること。
特に始末の悪い人間がボカロPからの流れに多いこと。

それらがわかり様々にサンプルをとって情報を収集してましたが、これが単なる悪い事象の重なりではなく、起こるべくして起こる程にそういう人間の存在確率が上がっているという間違いない事実に辿り着き、もうこれは黙って見ているわけには行かないんじゃないかという爆発した思いがハッシュタグ作成へとつながる直接的な原因です。


私が怒りを爆発させているのはそうした、コンペで戦おうとする低レベルの作家、その場に行きたがっている作家事務所プレゼン予備軍ももちろんなのですが、本当にその怒りのベクトルを向けたいのは

「なぜ、そんなにもそういう人間が増えてしまったのか」

という状況を作り出した人間たちであり、それを助長してきた「売り手」の存在、または構造を構築した存在です。

#DTM作曲をなめるな
では、ほんとうはそのところまでもっと切り込むつもりでいたのですが、ハッシュタグの鮮度時間、Twitterのハード的制約でまずは、そういった該当する作家(予備軍)を刺激してとにかく話題にして問題提起をするという第一段階で一応めどをつけてみようと思いました。
案の定、「私の挑発的発言に乗っかってきた」該当者たちが大いに他山の石となって盛り上げてくれて、私の思惑通りに運んでくれました。
また、同時に本当に真剣に音楽に向き合おうとする「応援するべき存在」が想像以上に沢山いて、これもタグをつくって得た素晴らしい成果と思っております。

今度は、
「なぜ、そんなにもそういう人間が増えてしまったのか」
という、議題でお話します。
これも山ほど現段階で大問題を抱えています。